不動産相続

二世帯住宅の相続税評価と小規模宅地特例【親子同居の注意点】

二世帯住宅の相続税評価と小規模宅地特例【親子同居の注意点】
公開: 2025-11-26

この記事の結論

二世帯住宅の相続では、小規模宅地特例の適用可否が相続税額に大きく影響します。平成26年の税制改正により、区分登記があっても特例が適用されるケースが増えましたが、建物の「構造上の一体性」や「区分所有の独立性」が判断のポイントとなります。

本記事では、不動産鑑定士の視点から、二世帯住宅の相続税評価額の計算方法、小規模宅地特例の適用要件、区分登記のメリット・デメリット、親子ローンの相続時の処理について、具体的な計算事例を交えて解説します。


二世帯住宅の相続とは:基礎知識

二世帯住宅の定義と種類

二世帯住宅とは、親世帯と子世帯が同じ建物内で生活する住宅形態です。構造により、主に3つのタイプに分類されます。

完全分離型

  • 玄関、キッチン、浴室がすべて別々
  • 建物内部での行き来ができない(または鍵付きの連絡口のみ)
  • プライバシーが最も確保される

部分共有型

  • 玄関のみ共有、またはキッチン・浴室の一部を共有
  • 建物内部での行き来が可能
  • プライバシーと交流のバランス型

完全共有型

  • 玄関、キッチン、浴室をすべて共有
  • 寝室のみ分離
  • 従来の「同居」に近い形態

相続税評価や小規模宅地特例の適用においては、この構造の違いが重要な判断要素となります。

二世帯住宅の相続における主な課題

二世帯住宅を相続する際には、以下の4つの課題に直面することが多いです。

1. 相続税評価額の算定

二世帯住宅は通常の戸建住宅より評価が複雑です。区分所有の場合は持分評価が必要になり、共有の場合は共有持分割合に応じた評価となります。

2. 小規模宅地特例の適用可否

特定居住用宅地等として80%減額が適用できるかどうかで、相続税額が数百万円変わることがあります。区分登記の有無や建物の構造により判断が分かれます。

3. 遺産分割の方法

二世帯住宅に住み続ける相続人と、住んでいない相続人との間で遺産分割が難航することがあります。代償金の支払いが必要になるケースも多いです。

4. 兄弟姉妹との調整

同居していた子が二世帯住宅を相続すると、他の相続人から「不公平だ」という声が上がることがあります。

区分登記とは何か

区分登記とは、一棟の建物を複数の独立した区分(専有部分)に分け、それぞれ別の登記簿で管理する登記方法です。

区分登記と共有登記の違い

項目 区分登記 共有登記
登記簿 区分ごとに別の登記簿 一つの登記簿に持分記載
売却 自分の区分のみ売却可能 持分のみの売却は困難
住宅ローン控除 親子それぞれ適用可能 持分に応じて適用
相続税評価 区分ごとに評価 持分に応じて評価

区分登記のメリット・デメリット

メリット:

  • 親子それぞれが住宅ローン控除を満額受けられる
  • 将来、自分の区分のみ売却・賃貸が可能
  • 固定資産税の軽減措置を2戸分受けられる

デメリット:

  • 小規模宅地特例の適用に制限がかかる場合がある
  • 登記費用が2戸分かかる
  • 区分所有法の適用を受ける

小規模宅地特例の基本要件

小規模宅地等の特例とは

小規模宅地等の特例とは、被相続人が居住用や事業用に使用していた宅地について、相続税評価額を一定割合減額できる制度です。

特定居住用宅地等の要件

項目 内容
対象 被相続人の居住用宅地等
限度面積 330平方メートル
減額割合 80%
取得者要件 配偶者、同居親族、家なき子など

配偶者が取得する場合は、無条件で特例が適用されます。同居親族が取得する場合は、相続開始時から申告期限まで引き続き居住し、かつ宅地を保有していることが要件となります。

平成26年税制改正のポイント

二世帯住宅に関する小規模宅地特例の取扱いは、平成26年1月1日を境に大きく変わりました。

改正前(平成25年12月31日以前の相続)

  • 区分登記された二世帯住宅は、原則として特例の適用対象外
  • 完全分離型で区分登記がある場合、被相続人の持分(専有部分)のみが特例対象
  • 子の専有部分の敷地は特例対象外

改正後(平成26年1月1日以降の相続)

  • 区分登記の有無にかかわらず、建物全体が同一の敷地内にあれば特例適用可能
  • 完全分離型でも、構造上一体の建物であれば特例対象
  • ただし、区分所有建物として登記されている場合は、要件確認が必要

この改正により、二世帯住宅の相続税負担が大幅に軽減されるケースが増えました。

「構造上の一体性」の判断基準

小規模宅地特例の適用において、建物の「構造上の一体性」が判断のポイントとなります。以下の要素が考慮されます。

建物内部での行き来が可能か

  • 内部階段や連絡通路があれば一体性が認められやすい
  • 完全に分離していても、外部の共用廊下・階段で行き来できれば可

建築基準法上の一体性

  • 一棟の建物として建築確認を受けているか
  • 防火区画の有無

登記簿上の表示

  • 区分所有登記か、単独または共有登記か
  • 区分登記でも、敷地利用権が一体であれば特例適用の余地あり

実務上は、「被相続人と相続人が同一の建物に居住していたと認められるか」が総合的に判断されます。


不動産鑑定士が教える:二世帯住宅の相続税評価額の算定方法

土地の相続税評価額(路線価方式)

二世帯住宅の敷地は、通常の宅地と同様に路線価方式または倍率方式で評価します。

路線価の確認方法

  1. 国税庁「路線価図・評価倍率表」にアクセス
  2. 該当する都道府県・市区町村を選択
  3. 路線価図から対象地の路線価を確認(千円単位で表示)

補正率の適用

土地の形状や接道状況に応じて、以下の補正を行います。

  • 奥行価格補正率
  • 不整形地補正率
  • 間口狭小補正率
  • がけ地補正率

詳しい計算方法は「不動産の相続税評価額:路線価方式と倍率方式の計算方法」をご覧ください。

建物の相続税評価額(固定資産税評価額)

建物の相続税評価額は、原則として固定資産税評価額がそのまま適用されます。

固定資産税評価額の確認方法

  • 毎年送付される固定資産税の納税通知書(課税明細書)
  • 市区町村役場で取得できる固定資産評価証明書

区分所有の場合の評価方法

区分登記されている二世帯住宅の場合、親の専有部分と子の専有部分それぞれに固定資産税評価額が設定されています。相続税評価では、被相続人(親)の専有部分の評価額を使用します。

持分評価の実務

共有登記の場合は、建物全体の固定資産税評価額に持分割合を乗じて評価します。

小規模宅地特例適用後の評価額

特例適用時の計算式は以下のとおりです。

特例適用後の評価額 = 評価額 × (1 - 0.8) = 評価額 × 20%

330平方メートルを超える部分がある場合は、330平方メートルまでが80%減額、超える部分は通常評価となります。

ケーススタディ1:区分登記なしの場合の評価額計算

前提条件

項目 内容
土地面積 200平方メートル
路線価 30万円/平方メートル
建物固定資産税評価額 2,000万円
区分登記 なし(共有登記)
相続人 同居の子(特例適用可)

計算

  1. 土地評価額(特例適用前)

    • 200平方メートル × 30万円 = 6,000万円
  2. 土地評価額(特例適用後)

    • 6,000万円 × 20% = 1,200万円(80%減額)
  3. 建物評価額

    • 2,000万円(固定資産税評価額のまま)
  4. 合計評価額

    • 1,200万円 + 2,000万円 = 3,200万円

特例を適用しない場合(6,000万円 + 2,000万円 = 8,000万円)と比較すると、4,800万円の評価減となります。

ケーススタディ2:区分登記ありの場合の評価額計算

前提条件

項目 内容
土地面積 200平方メートル(全て親名義)
路線価 30万円/平方メートル
建物(親の区分) 固定資産税評価額1,000万円
建物(子の区分) 固定資産税評価額1,000万円
区分登記 あり(1階親、2階子)
建物の構造 内部階段あり(構造上一体)

計算

平成26年改正後の相続では、構造上一体の建物であれば、区分登記があっても敷地全体に特例が適用されます。

  1. 土地評価額(特例適用後)

    • 6,000万円 × 20% = 1,200万円
  2. 建物評価額(親の区分のみ相続対象)

    • 1,000万円
  3. 合計評価額

    • 1,200万円 + 1,000万円 = 2,200万円

注意点:区分所有建物として完全に独立しており、建物内部での行き来ができない場合は、特例適用が制限される可能性があります。その場合は税理士に要確認です。

区分登記の解消方法(登記実務)

区分登記を解消して共有登記または単独登記に変更することで、小規模宅地特例の適用がより確実になる場合があります。

区分登記の解消手続き

  1. 区分所有の廃止登記(区分を解消して一棟の建物に)
  2. 所有権移転登記(必要に応じて)
  3. 敷地権の変更登記

司法書士への相談

登記手続きは複雑なため、司法書士への依頼をおすすめします。

費用の目安

  • 登録免許税:数万円~数十万円(評価額による)
  • 司法書士報酬:10万円~20万円程度
  • 合計:20万円~50万円程度

完全分離型 vs 部分共有型:税務上の違い

完全分離型の相続税評価

完全分離型二世帯住宅は、各世帯が独立した生活空間を持つため、区分所有登記されていることが多いです。

小規模宅地特例の適用条件

平成26年改正後は、以下の条件を満たせば特例適用が可能です。

  • 被相続人と相続人が同一の敷地上の建物に居住
  • 建物が構造上一体(外部の共用部分で行き来可能でも可)
  • 相続人が相続開始時から申告期限まで居住を継続

注意が必要なケース

  • 建物が完全に分離し、敷地も分筆されている場合
  • 子世帯が別の住所で住民登録している場合
  • 玄関が完全に別で、共用部分が一切ない場合

部分共有型の相続税評価

部分共有型は、玄関や水回りの一部を共有するため、区分所有登記されていないことが多く、小規模宅地特例の適用がより確実です。

特例適用の有利性

  • 建物の一体性が明確なため、特例適用の判断がしやすい
  • 区分登記ではないため、敷地全体が特例対象
  • 相続税評価上のトラブルが少ない

建築前の設計ポイント

相続税対策を重視するなら、以下の点を考慮した設計が有効です。

  • 内部階段または連絡通路を設置
  • 玄関または一部の水回りを共有
  • 建築確認を一棟の建物として取得

建築前の相続税対策チェックリスト

二世帯住宅を建築する前に、以下のポイントを確認しましょう。

区分登記すべきか?

  • 住宅ローン控除を親子それぞれ受けたい → 区分登記
  • 小規模宅地特例の適用を確実にしたい → 共有または単独登記
  • 将来の売却可能性を重視 → 区分登記

完全分離型 vs 部分共有型の判断基準

重視する点 おすすめタイプ
プライバシー最優先 完全分離型
相続税対策重視 部分共有型
介護のしやすさ 部分共有型
将来の売却・賃貸 完全分離型

建築前に相談すべき専門家

  • 税理士:相続税シミュレーション
  • 建築士:構造設計と税務要件の両立
  • 司法書士:登記方法のアドバイス

親子ローンと相続の関係

親子ローンとは

二世帯住宅の建築では、親子で住宅ローンを組むケースが多くあります。主に2つのタイプがあります。

親子リレーローン

  • 最初は親が返済し、一定期間後に子が返済を引き継ぐ
  • 親の年齢制限を緩和できる
  • 団体信用生命保険は子のみが加入するケースが多い

親子ペアローン

  • 親と子がそれぞれ別のローンを組む
  • それぞれの返済能力に応じた借入が可能
  • 各自が住宅ローン控除を受けられる

親の死亡時のローンの処理

残債はマイナス資産として計算されるか

親の死亡時にローン残債がある場合、その残債は債務控除として相続財産から差し引くことができます。

計算例

  • 建物評価額:2,000万円
  • ローン残債:800万円
  • 相続税評価額:2,000万円 - 800万円 = 1,200万円

団体信用生命保険の確認

団信(団体信用生命保険)に加入していた場合、親の死亡によりローン残債は保険金で完済されます。この場合:

  • 債務控除はできない(残債がゼロになるため)
  • 保険金は相続財産に含まれない(死亡保険金の非課税枠の対象)

返済義務は子に移るのか

  • 親子リレーローン:子が返済義務を引き継ぐ
  • 親子ペアローン:子は自分のローンのみ返済継続、親のローンは団信で完済または相続

相続税評価への影響

親子ローンの種類により、相続税評価への影響が異なります。

ローンタイプ 親死亡時の処理 債務控除
親子リレーローン(団信なし) 残債を子が相続 可能
親子リレーローン(団信あり) 保険金で完済 不可
親子ペアローン(親のみ団信) 親のローンは完済、子のローンは継続 親のローン:不可、子のローン:対象外

ローン契約時に団信の加入状況を確認し、相続発生時に慌てないよう準備しておくことが重要です。


遺産分割で揉めないための対策

二世帯住宅に住んでいない相続人との調整

二世帯住宅の相続では、同居していた相続人と住んでいない相続人との間で利害が対立しやすいです。

代償分割の活用

同居の相続人が二世帯住宅を取得し、他の相続人に代償金を支払う方法です。詳しくは「遺産分割協議書の書き方完全ガイド」をご覧ください。

遺産分割協議書の記載例

第○条 甲(長男)は、別紙目録記載の不動産を取得する。
第○条 甲は、前条の不動産を取得する代償として、乙(次男)に対し、
       金1,600万円を令和○年○月○日までに支払う。

不公平感を解消する方法

  • 生命保険金の受取人を住んでいない相続人に指定
  • 預貯金を住んでいない相続人に多く分配
  • 生前贈与で調整しておく

ケーススタディ3:代償金の計算

前提条件

項目 内容
相続人 長男(同居)、次男(別居)
二世帯住宅の評価額 3,200万円(特例適用後)
預貯金 800万円
法定相続分 各1/2

計算

  1. 相続財産合計

    • 3,200万円 + 800万円 = 4,000万円
  2. 各相続人の法定相続分

    • 4,000万円 × 1/2 = 2,000万円
  3. 長男が二世帯住宅を取得する場合

    • 長男取得:3,200万円
    • 次男取得:800万円(預貯金)
    • 長男から次男への代償金:2,000万円 - 800万円 = 1,200万円

長男は次男に1,200万円を支払うことで、遺産分割が成立します。

事前対策:遺言書の作成

遺産分割トラブルを防ぐには、遺言書の作成が有効です。

二世帯住宅を同居親族に相続させる旨の遺言書

遺言書

遺言者○○○○は、以下のとおり遺言する。

第1条 遺言者は、下記の不動産を長男○○○○(昭和○年○月○日生)に
       相続させる。

       (不動産の表示)
       所在 ○○県○○市○○町○丁目
       地番 ○○番○
       地目 宅地
       地積 ○○.○○平方メートル

       (以下省略)

第2条 遺言者は、長男が前条の不動産を取得する負担として、
       次男○○○○に対し金○○万円を支払うことを求める。

遺留分に配慮した内容

遺言書を作成する際は、遺留分(法定相続分の1/2)を侵害しないよう注意が必要です。遺留分を侵害すると、遺留分侵害額請求を受ける可能性があります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 二世帯住宅でも小規模宅地の80%減額は使えるのか?

A. 平成26年1月1日以降の相続であれば、区分登記の有無にかかわらず、建物全体が同一の敷地内にあり、構造上一体の建物であれば特例適用が可能です。ただし、完全に独立した区分所有建物の場合は制限があります。

Q2. 区分登記にしたら特例が使えなくなるって本当?

A. 平成26年の税制改正前(平成25年12月31日以前の相続)はその通りでしたが、改正後は区分登記があっても、構造上一体の建物であれば特例適用が可能です。ただし、建物の独立性が高い場合は税理士に要確認です。

Q3. 完全分離型でも特例は適用される?

A. はい。平成26年改正後は、完全分離型でも、同一敷地内で構造上一体の建物であれば、特例適用が可能です。外部の共用廊下・階段で行き来できる場合も認められます。

Q4. 区分登記を解消する方法はあるのか?

A. はい。司法書士に依頼し、区分登記を解消して共有登記または単独登記に変更することが可能です。登録免許税や司法書士報酬などの費用(合計20万円~50万円程度)がかかります。

Q5. 区分登記のままだと相続税がいくら増えるのか?

A. 区分登記があっても特例が適用されれば税額は変わりません。ただし、建物の独立性が高く特例が適用されない場合、数百万円の税額差が生じる可能性があります。個別の判断は税理士にご相談ください。

Q6. 親子ローンで建てた場合、残債はマイナス資産として計算されるのか?

A. はい。親の死亡時にローン残債がある場合、債務控除としてマイナス資産に計上できます。ただし、団体信用生命保険で残債が消滅する場合は控除できません。

Q7. 親の死亡後、ローンの返済義務は子に移るのか?

A. 親子ペアローンの場合、親の死亡後も子は自分の債務を返済し続けます。親子リレーローンの場合、子が返済義務を引き継ぎます。ただし、団体信用生命保険の内容により異なりますので、契約内容をご確認ください。

Q8. 二世帯住宅に住んでいない兄弟から代償金を請求された場合、どうすればいいか?

A. 遺産分割協議で代償金の額を決定します。二世帯住宅の評価額(特例適用後)と預貯金などの合計額から、法定相続分に基づき計算します。支払えない場合は、不動産売却や分割払いも検討します。

Q9. 評価額が高すぎて相続税が払えない場合、どうすればいいか?

A. 延納(分割払い)、物納(不動産で納付)、または不動産の売却を検討します。また、小規模宅地特例の適用漏れがないか、税理士に確認してください。

Q10. 建築前の相続税対策として、どのような設計がベストか?

A. 税務上は、部分共有型(玄関のみ共有)が小規模宅地特例の適用で有利なケースが多いです。ただし、プライバシーや将来の売却可能性も考慮し、総合的に判断してください。税理士・建築士との事前相談をおすすめします。


まとめ

二世帯住宅の相続税評価では、小規模宅地特例の適用が税額に大きく影響します。平成26年の税制改正により、区分登記があっても特例が適用される場合が増えましたが、建物の「構造上の一体性」や「区分所有の独立性」が判断のポイントとなります。

本記事のポイント

  • 平成26年改正後は、区分登記の有無にかかわらず、特例適用が可能なケースが増えた
  • ただし、建物の独立性が高い場合は制限があるため、税理士への確認が必要
  • 土地評価額の80%減額(330平方メートルまで)により、数百万円の節税効果が期待できる
  • 区分登記のメリット・デメリットを理解し、建築前に相続税対策を検討する
  • 親子ローンの残債は債務控除の対象となる(団信の内容に注意)
  • 遺産分割では、代償金の計算方法を理解し、事前に遺言書を作成することでトラブルを回避

小規模宅地特例の詳しい要件については「【2025年最新】小規模宅地等の特例を最大限活用する方法」もあわせてご覧ください。


専門家への相談をおすすめするケース

以下のような場合は、税理士・司法書士・不動産鑑定士などの専門家に相談することをおすすめします。

  • 相続財産が基礎控除を超える可能性がある場合
  • 二世帯住宅の小規模宅地特例の適用可否を判断したい場合
  • 区分登記を解消すべきか悩んでいる場合
  • 遺産分割で相続人間に意見の相違がある場合
  • 建築前に相続税対策として最適な設計を検討したい場合

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談・税務相談ではありません。相続に関する具体的な判断や手続きについては、弁護士・税理士・司法書士などの専門家にご相談ください。

また、法改正により内容が変更される可能性があります。最新の情報は国税庁・法務省などの公式サイトでご確認ください。


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北原 崇寛

北原 崇寛

不動産鑑定士・宅地建物取引士

大手不動産鑑定会社で裁判鑑定・証券化案件・担保評価等を担当後、東証一部上場不動産会社にて不動産訴訟アドバイザリー、法律・税制面からの不動産有効活用コンサルティングに従事。2020年北原不動産鑑定士事務所開業。